TOPICS

    シリーズ・福岡市議会新人議員に聞く(6) ~自民党福岡市議団 今林 秀明議員~

     今回のインタビューは、自民党福岡市議団の今林秀明議員。今林議員は、議員になる前は福岡市役所職員であった。
    「これまでは市役所の職員として行政に携わり、今後は議会を通してということになりますが、行政に関わっていくという点では変わりはありません。しかし、今回『市民から選ばれた』ということで背中に重石を感じています。『市民のため』という視点は変わりませんが、一層責任が重くなったという感じです。」
    市職員であった今林氏は、これまでも『市民のため』と業務にあたってきた。しかし今回、議員となり、その意識のなかに、強い責任感が生まれた。同じ『市民のため』という意識ではあるが、その視点が職員のときのものより強くなったのだという。

    「今後は、『市民のため』という強い意識のもと、心新たに取り組んでいきます。大切なのは、市民の声をどれだけ実行できるか、ということだと思います。確かに理想はありますが、それが実現できなければ市民のためになったとは言えません。例えば、限られた予算の中で何ができるのかと考えた場合、全てを実現することはできません。現実的に実行できることをやるべきだと思います。そのために、最大会派である自民党福岡市議団に入らせていただきました。市民の方々にたくさんの意見をお伺いし、最大公約数としての理想に近い現実、とでもいいましょうか、理想に限りなく近い現実的なことを実行し、結果を残すことで市民のためになるようにやっていきたいのです。」

     市の職員として実際に行政に携わっていたからこそ言えることだと感じた。たしかに理想だけでは、それが実行されなければ市民のためになったとは言えない。実行され、結果が出て初めて市民のためになったと言える。
    それはただ実行する、という意味ではない。限りなく理想に近い現実を目指し、実行するのである。
    ただし、現実的に実行できることをやっていくことには、結果に対して大きな責任がある。今林議員はそれを強く認識し、だからこそ議員の道を選び、実行力のある自民党福岡市議団に入ったのである。

    では、なぜ市の職員をやめて議員になったのか。実行性という観点から言えば、市の職員もその意識は同じなのではないか。それに対して、今林議員はこう答えた。
    「市の職員として行政に携わっていると、縦割りで行政を行う弊害というものを感じました。1つ事業を行うときにその事業が複数の部局にまたがっている場合、そこに絡む考えが様々にあるわけですから、「市民のため」にということから乖離する場合があります。議員であれば、しがらみなく絡む局すべてに考えをめぐらせることができ、総合的に事業そのものを考えることができます。大切なのは事業そのものであり、市民のためになることを実行することだと思います。」
    行政の体制に弊害を感じ、市民のために事業を実行していくという考えから議員の道を選んだという今林議員。市民のための事業が、縦割りと言う体制により進みにくくなってしまうことが許せなかったのだろう。事業が誰のために行われるのか、しっかり考えている証拠である。

    今林議員はこうも付け加えた。
    「また、少子高齢化に関してですが、地域を回って、本当に今すぐ手をつけなければいけないことだと思います。今言われている以上に現実はもっと深刻です。空き家が虫食い状態に広がり、そこに誰も住んでいない状況では、地域コミュニティーは崩壊してしまいます。2015年問題とか福岡では2025年まで人口減少は起こらないとか数字だけでの議論ではなく、高齢化問題は現実にすぐそこまで来ています。今すぐ対応が必要だと思います。」

     現実派であり現場派である今林議員。単なる理想ではなく、市民のためになることを現実的に考え、そして実行していく。市民のために結果を残すべく、今後邁進していくことだろう。

     


今林ひであき 議会動画

福岡市議会放映(録画映像)

関連リンク

今林ひであき後援会お問い合わせ

福岡市東区塩浜
    一丁目16番25号
TEL:092-605-6515
FAX:092-605-6525